当院では、未婚女性の卵子凍結を行っています。将来の妊娠のために今できる備えを考えてみませんか?
卵子凍結とは、将来の妊娠に備えて、早いうちに卵子を凍結保存しておくことを言います。
残念ながら卵子は年齢を重ねると共に妊娠率が下がっていきます。
しかし、子供が欲しいと願う女性達が、必ずしも若いうちに妊娠できるわけではありません。 卵子凍結はそういった女性達が年齢を重ねたとしても、妊娠する確率を少しでも高められる手段として利用されています。
また、卵子を凍結保存することで、自分なりのライフプランを形成することができます。つまり、女性の社会進出を後押しすることにつながります。
以前は卵子の凍結保存技術が未熟であったため、卵子凍結は行われず、受精卵の凍結のみでした。
しかし、近年は技術の発達により未受精卵の長期保存つまり卵子凍結が可能になり、実用化されています。
卵子凍結により保存された卵子を使って妊娠・出産するには、卵子と精子を受精させる必要があります。
また、卵子の周りには透明帯という卵子を保護している膜があります。その膜は一旦凍結すると硬くなってしまいます。膜が硬くなると精子が卵子と受精しにくくなるため、卵子凍結の場合には顕微授精が必要となります。
卵子は受精卵と違い、融解した場合には生存率が低くなります。具体的には、70〜75%程度と言われています。
そして、卵子を融解した後、顕微授精を行い、その受精卵を子宮に戻します。卵子1個あたりの妊娠率は以下のようになっています。
30歳以下で 採卵した場合 |
35%前後 |
---|---|
31〜34歳で 採卵した場合 |
30%前後 |
35〜37歳で 採卵した場合 |
25%前後 |
38〜39歳で 採卵した場合 |
20%前後 |
40歳以上で 採卵した場合 |
15%以下 |
ご覧のように、年齢を重ねるにつれ妊娠率が下がっていくため、可能な限り年齢が若い段階で卵子凍結を行っておくことが望ましいと考えられます。
合計:271,500円
当院では、未婚女性の卵子凍結を行っています。
将来の妊娠のために今できる備えをお考えの方は、慎重にご検討ください。